ずっと混雑していた資さんうどん(すけさんうどん)。以前は外まで行列していましたが、ようやくすんなり入れるようになったので美味しいうどんを食べてきました。駐車場はないので「コインパーキングに停めてから長時間並ぶのはちょっと」と今までためらっていた人も、今なら安心して行けると思います。
資さんうどん両国店の店舗情報

店舗名 | 資さんうどん 両国店 |
住所 | 東京都墨田区緑2丁目16−2 |
電話番号 | 0366599100 |
営業時間 | 7:00~23:00(最終入店受付:22時) |
定休日 | なし |
出店から半年経った今の状態は?

外まで続く行列はなくなりました(平日)
開店から何か月も、ずーっと毎日行列が絶えなかった資さんうどん両国店。
閉店ぎりぎりを狙っても行列してるくらいでした。
開店当初は、お店の中にもいっぱい、お店の外の階段にもずらり。
階段の下の敷地内にはコーンが置かれてジグザグに行列。
そんな混雑ぶりでしたが、半年経ってようやくすんなり入れるようになりました!

それでも人気ぶりはなかなかで、店内で数組待つことはあります。

土日などはまだ混雑しますが、平日はかなり行きやすくなったので、
そろそろ行ってみようかなと思う人はぜひ足を運んでみてください。
店内の様子とメニュー紹介
店内はファミリーレストランのようでもあり、カウンター席もあり、様々なニーズに応えた造りになっています。
孫を連れたファミリーもいましたし、ひとりでサッと食べていく人もいました。
店内は広くて席数が多く、テーブルが所々低い壁で仕切られているので周りを気にせず過ごせます。

メニューは入口でも食品サンプルでたくさん見ることができます。
待ち時間があるときはこれを眺めているのが楽しいんですよね。

サンプルだけでなく、待合席にはメニューも置いてあるので、待っている間にあれこれ決めることもできます。
席にはタブレットが置いてあるので、自分で注文します。
注文品は店員さんが持ってきてくれて、いい感じのセミセルフ!

メニューはおそらく想像の10倍はあります。
うどんだけでもたくさんあるけど、うどんだけじゃない。
全制覇しようと思ったらとんでもないことになります。
うどんだけでも、肉うどん、わかめうどん、きつねうどん、しいたけうどん、カレーうどん、鍋焼きうどん、もう数え切れません。

鉄板焼うどんや、もつ鍋うどんなども美味しそうでした。

他にも丼物、うなぎ、おでん、カレー、お蕎麦も。
うどんに飽きても食べるものがいっぱいです!
(うどんに飽きることなんてないと思いますが)
それにしても、メニューのカテゴリの『しあわせ満腹』ってなんだか可愛いですね。

資さんうどん実食レポート
大人気!看板メニューの肉ごぼ天うどん
資さんうどんといえばやっぱり肉ごぼ天うどんですよね!

「ちょっと軽めにうどんでも」なんて甘い考えでいると、ボリュームに圧倒されてしまいます。
食べ応えのあるお肉、大きなごぼ天、柔らかいけどしっかり入った麺、食べ終わる頃には男性でもしっかり満腹になれると思います。
ちなみに一番人気は、肉ごぼ天5本入りです。
ボリュームがすごいことを知っていたので今回は少し控えめに、ごぼ天3本のうどんにしました。
それでもお腹パンパンになるんです。
スープは少し甘めな感じ。
肉入りにしたからかもしれませんが、肉の味付けとはまた別の甘さを感じました。
食べやすく、どの年代にも好かれる優しい味です。
麺は九州独特の柔らかい麺・・・ではあるのですが、以前九州で食べた時の私の記憶よりも歯応えがありました。
「病人や歯が悪い人でもつぶして食べられるほど柔らかい」のではなく、「柔らかな弾力のある麺」という印象です。
プチプチ切れてしまうような麺ではありません。
もちろん、さぬきうどんと比べたらかなり柔らかいです!

お肉は、いわゆる肉うどんに入っているあの味です。
甘くて食べやすくてボリュームもプラスされて、しっかり満足できる味。
肉の味が染みたスープも甘みが増して美味しいんですよね。
いやなニオイもせず、ボソボソしてない、しっとり柔らかなお肉でした。

そしてなんといってもこのごぼ天!
これが食べたかったんです。

極太のごぼうなのに、繊維がすんなり噛み切れます。
柔らかいというか、ザクっとした歯応えがあるのに歯切れが良い、そんな感じです。
それでいて太くて大きいので満足度も高いです!
家で作ろうとしてもこうはいきません。
いったいどんな下処理をしてこの歯応えと歯切れを両立させているのでしょうね。
このごぼ天をマズイと言う人はいないと思います。
立てかけたごぼ天は半分ほど汁に浸かって、けっこうすぐに衣がふよふよになってきます。

とろけた衣も美味しいので半分ずつ楽しむも良し、早めに引き上げて麺の上に避難させておくも良し。
サクサクのままずっと食べたい人は、トッピングとしてごぼ天を注文するのもありだと思います。
追加のトッピングだと、こんなに大きくて美味しいごぼ天が3本で84円なんです。
こんなお手頃価格なら、別の具材のうどんを頼んでごぼ天をトッピングするのも、かなり満足度高そうですね。
また、資さんうどんには薬味コーナーがあって、自分で好きに持っていくシステムになっています。

たくあんのようなお漬物、天かす、とろろ昆布の3種が置いてあります。
とろろ昆布なんて買うと高いのに、好きに入れていいなんて太っ腹ですよね。
ただ書いてある通り、入れすぎるとスープの味がすっかり変わってしまうので少量がおすすめです。
しょっぱいというより辛い、味も極端な味に変わってしまいます。
ちょっとした味変に少しだけ使いましょう。
各テーブルにはお水のピッチャーとコップが置いてありますが、温かいお茶が欲しい人は店内に給茶機もあります。

冷たいうどん・数量限定かしわおにぎり
温かいスープで出汁を楽しむ、それがベースだと思っていたのですが、資さんうどんには冷たいぶっかけうどんもあります。
うどんの歯応えはどう変わるのかと思い、こちらも注文してみました。

スープがなく、代わりにツボに入った汁がついてきました。
これを自分で全部かけていただきます。

冷たくなっている分、やはり麺の歯応えの強度は増しています。
持ち上げた時に絡まっていても切れることはなく、元気に飛び跳ねてしまうくらい。

肉入りにしたので全体的に甘く、それでいてさっぱりと食べられる味でした。
スープがないのは少し寂しいですが、暑い夏にはいいですね。
また、資さんうどんではかしわおにぎりも人気です!
数量限定と書いてあり、1個150円(税込)から注文できます。
九州では鶏肉のことをかしわと呼びますよね。

具材の鶏だけでなくご飯にも味が付いていて、じんわり美味しいおにぎりです。
一番近いと思ったのは、鶏おこわの味。
もち米ではなく普通のお米なので、おこわではないのですが、炊き込みご飯というより鶏おこわの味に近いと感じました。
とても美味しいです!
うどんだけでもお腹いっぱいになってしまうのですが、ぜひ食べてみてほしいです。
資さん名物ミニぼた餅
資さんうどんではぼた餅も有名です。
ぼた餅はおはぎと同様で(季節や地方によって呼び名が異なる)、もち米をあんこで包んだ食べ物です。
資さん名物と書かれていては、食べないわけにいきません。
1個110円(税込)から注文できて、お持ち帰りも可能です。

もち米はそれほど強度は強くなかったのでお箸でも簡単に切れて、とても食べやすいです。
あんこはかなり甘めに感じました。
食べた後にあんこの風味や甘さがしばらく残る感じです。
食事の締めに食べると、いい切り替えが出来そうですね。
この時のために温かいお茶があるのかもしれません。
お茶のことをすっかり忘れていましたが、一緒にいただけばよかったです!
まとめ

メニューいっぱい、ボリューム満点。
それだけでも満足なのに、ごぼ天が本当に美味しいのでまだの人はぜひ食べてみてほしいです。
できれば5本入りので、存分にごぼうに癒されてください。
お会計は完全セルフレジと有人レジの2種類あります。

特にクーポンやお持ち帰りがない人は、完全セルフレジでサッと帰れます。
様々なところに人員削減の工夫がされていて利用しやすいですね。
資さんうどんの行列が落ち着いて本当に嬉しいです!
東京の他のエリアにも店舗が出たようなので、それで散らばったのかもしれません。
そういえば、元々は2月オープンのあと『3月から24時間営業』の予定で告知が出ていたのですが、先延ばしになるという告知に代わり、ついにその話は見かけなくなりました。
個人的には、24時間やっていてくれたらいつでもすぐ行けて嬉しかったのですが、採算の問題やスタッフの確保など難しかったのかもしれませんね。
23時までの営業ですが、それでも遅くまでやってくれているので、これからも利用したいと思います。

店舗名 | 資さんうどん 両国店 |
住所 | 東京都墨田区緑2丁目16−2 |
電話番号 | 0366599100 |
営業時間 | 7:00~23:00(最終入店受付:22時) |
定休日 | なし |
URL | https://map.sukesanudon.com/detail/125/ |
コメント